ピンクリボンのお宿シンポジウム~諏訪~

先日、第4回「ピンクリボンのお宿シンポジウム」が長野県諏訪市のRAKO華乃井ホテルさんで開催され参加してきました。
乳がんの患者さんが安心して入浴し、楽しく旅ができる環境づくりを進める団体「ピンクリボンのお宿ネットワーク」が行う年に一回のシンポジウムです。

この活動は、乳がんの手術後に手術痕を気にして旅を諦めてしまう女性に、宿泊施設で気兼ねなく入浴などを楽しんでもらおうと弊社の代表池山と旅行新聞新社さん、福島県吉川屋女将 畠ひで子さんとで2012年に設立。宿泊施設は脱衣所に工夫を施したり、貸し切りで入浴できたり、食事の対応をしたり、タオルを多めに用意してくれたりと様々。現在は全国の宿泊施設や団体など約130会員で構成するまでになりました。

ご覧になられたこともある方もいらっしゃるかもしれませんが、毎年「ピンクリボンのお宿」という小冊子も発行しており、全国の総合病院を中心とした医療施設に置かせて頂いています。

このシンポジウムは乳がん患者さんや経験者さんが利用しやすい施設の拡大などを図る勉強会のようなものです。
「すわ姫会」会長であり、RAKO華乃井ホテルのホテル女将の白鳥和美さんからは一般住民に参加を呼び掛けてマンモグラフィー検診を行うなど啓発活動の取り組み等を発表されていました。

乳がん患者を支援する東京のNPO法人「HOPEプロジェクト」理事長の桜井なおみさんの講演ではご自身も乳がんを経験された経緯から全国の女将さんに対して「こういった対応が嬉しい」という接遇に関するアドバイスや今の医療の話をされていました。

「ピンクリボンのお宿」は小冊子以外にもインターネットからも宿泊情報を発信しています。
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ピンクリボンのお宿公式ホームページ

是非、旅行を楽しんで頂くきっかけとなれば幸いです。