第59回形成外科学会に出展してきました。

4/13から3日間、福岡国際会議場で開催されました第59回日本形成外科学会に出展して参りました。
形成外科学会は今回で5回目の出展です。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

先生にとっての学会は専門とする科や病に関する会が総会・地方会合わせると年に数回開催されており、様々な症例を基に問題点や新たな術法の発表などの口演に参加して情報のアップデートをすること。それが患者さんへの良い治療に一役買っているのです。

また全国から沢山の医師が集まるためその期間は学会外でも情報交換をされてるみたいですね。

池山メディカルジャパンにとっての学会参加は弊社の技術及び製品を広く知っていただくためです。
形成外科とは主に身体の表面や形を扱う(欠損組織や機能の再建、奇形の修正、病変での切除、美容分野等)分野です。
弊社は「エピテーゼ」と総称される人工ボディパーツの製作を手掛けており、それは同じく欠損部を人工物で補う技術です。
形成外科医にとっては分野が重なるものなので人工物に対する考え方は様々あると思います。
しかし患者さんの中には再建後定着しなかったり、そもそも再建手術を希望しなかったり、できなかったり、外見上で悩む患者さんは多くいらっしゃいます。
そんな方の一つの選択肢となれば、QOLの向上に繋がると思うのです。

出展に際しては再建後の乳頭、耳、指、足指、鼻、顔面など過去の実際の症例を展示しました。

一つの例を挙げると、この3枚の写真。
上2枚の装着画像(小指先)でその精巧さが伝わると思います。
最下の画像が実際に着けていた小指エピテーゼ単体です。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

人体の一部って本当に難しくて、形、色、皮膚感、俯瞰的にバランスが揃わないと逆にその部分だけ目立つこともあるんです。

立寄っていただく先生からは「こんなリアルなの見たことない」などの大変励みになる言葉を多く頂きました。
今は少しずつではありますが先生から直接連絡を頂くようにもなってきました。
もっと先生に知って頂き多くの患者さんに情報がスムーズに伝わることを願い今後も活動していきます。

弊社の「エピテーゼ部門」ではどのような欠損でも相談できます。
今までの依頼でできなかった例はありません。
どう作るか、どう固定するか、どういうライフスタイルなのか。
患者さんとよく話をして、時には先生も交えながら一番いい方法で一つ一つ製作をいたします。

最後に九州での地震。福岡での学会2日目の夜でした。
池山メディカルも熊本ブレストセンターを構えており、熊本には縁があるのですが、とても心配しています。
これ以上の被害が拡がらぬよう願います。

最後まで読んで頂きありがとうございます。

営業部 加藤
企画開発部(製作) 小澤、歌岡