名古屋第二赤十字病院 やごとウィメンズセミナーに参加してきました!

まだ5月中ですが暑くなってきました!
皆さまいかがお過ごしですか。

さて5月21日土曜日に名古屋第二赤十字病院にて開催されました「第二回 やごとウィメンズセミナー」に参加してまいりました。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

同病院では以前より各疾患についての概略や治療法などについての専門医による公開講座等を行って情報提供をされておりますが、それと別に、今回のセミナーは女性特有のがん(乳がん、子宮がん、卵巣がんなど)の患者様に向けた患者会です。

会のテーマである「病気と共に、私らしく!」
前向きに生きる上での心持、心設け、アピアランス(外見)、リンパケアなどを患者様自身の体験談を元にした講演や座談会を通して、理解や共有、新しい気付きなどを得るための情報交換の場となっています。

ここでは特別講演をされた美容ジャーナリストとして活動されている山崎 多賀子氏のお話を少しご紹介します。

山崎氏は長年にわたり、女性誌などを中心に美容と健康に関する取材、執筆をされている方です。
2005年に乳がんが発覚し、治療ののち自らの経験から「心と外見のつながり」を再確認。
現在も患者さんが闘病中も美しくいることの大切さをテーマに、聖路加国際病院で月に一度のメイクセミナーの講師を担当する他、全国各地で講演や患者さん対象のメイクセミナーを行っています。

ご自身の経験をときにはユーモアを交えながら語ってくださり、会場は時に笑顔に包まれながら進行していきました。

山崎氏ががんになって思ったこと。。(私だけでなく多くの人が)
「なんで私だけが」「普通の生活がしたい」
がんになると将来のことが考えられなくなると。マイナスなことが頭から離れない。

そんな時ご主人様からの「人間致死率100%だよ」という言葉。
山崎さんはこの言葉で救われた、考え方が変わったと言います。

死は人間必ず訪れる。それはがんに限らず誰しも同じ。
・他の病気と闘う人だっている
・交通事故で亡くなってしまう人もいる
・当時、福知山線脱線事故があり、不可抗力の不幸で亡くなる人もいる
・天災などで亡くなる人もいる
・自死を選んでしまう人もいる
そう思ったそうです。
自分ががんになって、でもそれは特別に不幸なことなのかと。
私も世の中、本当に何もない方が珍しいと思いました。

がんに限らず、何か大きな逆境があっても、今を少しでも楽しむこと。
その方法を知ることで、少しチャレンジすることで、人生がまた良いものになっていく。

この会全体を通して感じたことは。
病気を患った人にとっての一番のアドバイザーは同じ病気を経験された人なのだと。
家族は寄り添い、先生や看護師さんは施し、気持ちを支えて。
病気と共に生きる術を的確に説いたり、勇気を分けるのは同じ病気を経験した人なのかなと。

講演内容はメークやウィッグ選びのポイントなど沢山お話されていました。
かなり割愛してBlogにしてしまっています。。
山崎多賀子氏に関しては氏名をインターネット検索をかければ様々な記事が出てきます。
どれも勇気をもらえるものばかりですので合わせて是非読んでみて下さい。

最後まで読んでいただきありがとうございます。

営業部 加藤